CESA:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会

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プレスリリース

2010年7月20日

報道関係資料

社団法人コンピュータエンターテインメント協会

「2010CESAゲーム白書(2010CESA Games White Paper)」発刊!
携帯型ゲーム機世界累計出荷の最高記録更新!
「ニンテンドーDS」が世界第1位に!!
2009年の国内ゲームメーカーによる家庭用ゲーム総出荷金額は2兆2,493億円に!

社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA、会長:和田洋一、事務局:東京都港区西新橋、電話:03-3591-9151)は、家庭用ゲーム産業の年次報告書『2010CESAゲーム白書(2010CESA Games White Paper)』(A4版、本文254ページ、税込価格7,350円)を発刊いたしますのでご報告申し上げます。本日より全国の政府刊行物取り扱い書店などで販売を開始いたしました。

当協会では、1996年より、当白書等のコンピュータエンターテインメント産業に関わる各種データを調査・集計し業界内外に向け情報を発信してまいりました。

『2010CESAゲーム白書(2010CESA Games White Paper)』では、「メーカー出荷量データ」のほか、「東京ゲームショウ2009来場者調査」「2010CESA一般生活者調査報告書~日本・韓国ゲームユーザー&非ユーザー調査~」よりそれぞれ一部データを抜粋し掲載しております。また海外市場の紹介として、これまで継続してきた米国・カナダ・台湾のデータに加え、今年度より英国・ドイツ・北欧のデータを、関係機関の協力の下に転載しております。また本書は「日本語/英語同時表記型白書」として発刊しております。

●携帯型ゲーム機の世界累計出荷台数、最高記録更新!
「ニンテンドーDS」が世界累計出荷台数1億2,513万台に!!

2009年12月31日までの累計出荷調査の結果、2004年に発売された「ニンテンドーDS」が世界累計で1億2,513万台となり、これまで世界最高記録であった「ゲームボーイ」の1億1,869万台を抜き、トップに輝きました。

●家庭用ゲームソフトウェアとハードウェアの総出荷額は、2兆2,493億円。

今回の調査の結果、日本の家庭用ゲーム関連企業における2009年1月~12月までの国内向け・海外向けを合わせたソフトウェアとハードウェアの総出荷額は、2兆2,493億円(2008年:2兆9,327億円)となりました。

●ソフトウェアの総出荷額は7,586億円、ハードウェアの総出荷額は1兆4,908億円。

ソフトウェアの国内外を合わせた総出荷額は、7,586億円(2008年:1兆244億円)となりました。この内、国内におけるソフトウェアの総出荷額は2,525億円(2008年:3,013億円)、海外におけるソフトウェアの総出荷額は5,061億円(2008年:7,230億円)となりました。

ハードウェアの国内外を合わせた総出荷額は、1兆4,908億円(2008年:1兆9,083億円)。この内、国内におけるハードウェアの総出荷額は2,016億円(2008年:2,329億円)、海外におけるハードウェアの総出荷額は1兆2,892億円(2008年:1兆6,754億円)となりました。

●ソフトウェアとハードウェアの国内総市場規模は5,616億円。

ソフトウェアおよびハードウェアの国内総出荷規模から推計した、国内における総市場規模は5,616億円(2008年:6,580億円)でした。内、ソフトウェアの国内市場規模は3,341億円(2008年:3,980億円)、ハー ドウェアの国内市場規模は2,275億円(2008年:2,600億円)となりました。

●2009年の国内ミリオン出荷タイトルは全7タイトル。

2009年に家庭用ゲームソフト出荷実績のあったメーカーを対象に、2009年までに発売された作品のうち 100万本以上出荷があったタイトルを調査したところ、2009年発売タイトルは全7タイトルでした。このうち最も多く出荷されたのは「ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人」(NDS)で、2009年12月31日までに415万本を出荷しました。

●特別寄稿に<特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)> 専務理事の渡邊和也氏の寄稿文を掲載。

今回の白書では特別寄稿として、当協会前専務理事で現在は特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)専務理事の渡邊和也氏より、「我が国の家庭用ゲームソフトの年齢別レーティング制度誕生物語」というテーマで寄稿いただき収録いたしました。

●業界関係者5テーマの寄稿を掲載。

昨今のゲーム業界におけるトレンドを代表し、今回は「『JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ) 2009』関連事業/『東京ゲームショウ2009』親子ゲーム制作体験~我が国のゲーム産業を正しくご理解いただくために~(経済産業省・高柳大輔氏)」「日本賞2009に見る『デジタル時代の良質なコンテンツ』とは?(『日本賞』教育コンテンツ国際コンクール事務局・坂上浩子氏)」「福岡をゲームのハリウッドに ~GFFと産学官連携プロジェクトの効果~((株)レベルファイブ・日野晃博氏/福岡市経済振興局新産業学術振興課/九州大学・末次宏成氏)」「リアル×バーチャルの融合~『カラオケ パセラ』のサブカルチャーコンテンツタイアップ戦略~((株)ニュートン/兼元知大氏)」「『パックマン』生誕30周年を迎えて(東京工芸大学 教授/岩谷徹氏)」の5テーマを寄稿いただき収録いたしました。

●初心者講座ページに「ゲームメーカーの会社組織構成」「ゲームの活用分野の広がり」を追加。

これまでの読者のリクエストを踏まえ検討した結果、今回より初心者講座を拡充し、新たに「ゲームメーカーの会社組織構成」「ゲームの活用分野の広がり」ページを収録いたしました。

●(参考)世界五地域合算・ゲームソフトウェア市場規模は1兆8,112億円。

今回の白書では米国に加え、英国・ドイツ・北欧の四地域のデータを入手できたことから、海外四地域の市場規模を日本円に換算し、日本市場を含む五地域の市場規模を合算したところ、合計で1兆8,112億円市場であることがわかりました(*海外四地域はパソコンゲーム市場も含む)。

本発表の内容に関するお問い合わせ先
社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
TEL:03-3591-9151/FAX:03-3591-9152
Eメールアドレス:info@cesa.or.jp
CESAホームページアドレス https://www.cesa.or.jp/