II.ゲーム接触状況


1.保有ハードウェア
保有ハードウェア
・「プレイステーション」「スーパーファミコン」はいずれも8割以上の保有率がある。「プレイステーション」は過去の来場者調査を通じて初めて保有率がトップになっている。
・「プレイステーション」以外で順調に保有率を伸ばしているのは「ゲームボーイ(含ポケット・ライト)」「ニンテンドウ64」。
・昨年秋から今年の春にかけて発売されたハードウェアの中では「ゲームボーイカラー」の保有率が最も高い。「ドリームキャスト」「ビジュアルメモリ」などのセガ系は男性の保有率が女性のそれを上回っている。

 

2.購入希望のハードウェア
購入希望のハードウェア
・今後購入したいハードウェアのトップは「ドリームキャスト」で、全体の約半数( 49.0%)を占める。以下、「ポケットステーション」〜「ネオジオポケット(含カラー)」まで、この半年に発売された 新型ハードウェアが続く。

・女性においては 10〜18才において主要新型ハードウェアの購入希望率が高くなっている。(女性の数表内の網かけは、全体数値よりも高いもの)

 

3.最も好きなゲームのジャンル
好みのジャンル
・最も好きなゲームジャンルの上位2つは、過去2回と同じく「ロールプレイング」「シミュレーション」で占められている。「ロールプレイング」が増加傾向にあるのに対し( '97春:36.7% → '98春:41.1% → '99春:43.9%)、「シミュレーション」は減少('97春:23.4% → '98春: 21.9% → '99春:19.0%)。「ロールプレイング」は女性の 16〜18才が最も高く、この年代は年々「ロールプレイング」指向が強まっている( '97春:52.3% → '98春:60.8% → '99春:65.1%)。
・男性よりも女性により好まれているジャンルは「ロールプレイング」「アドベンチャー」「パズル」「ボード・テーブル」。「アドベンチャー」は男女ともに 30代での支持が目立つ。

 

4.ソフトウェア購入時の参考媒体
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・ソフトウェア購入時の参考媒体トップ3は「ゲーム専門誌」「テレビ(CM)」「友人・知人の話」で、過去2回の結果と同じ。「テレビ」は小学生にあたる 10〜12才、及びその親の年代である30〜 39才で数値が高くなっている。13〜 24才になると「テレビ」の影響は少なくなり、「ゲーム専門誌」を参考にする率が高くなる。

 

5.ソフトウェアの購入先
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・最もよく利用するソフトウェアの購入先を見ると「ゲーム専門店」が圧倒的に高く(75.1%)、 他の購入先はいずれも10%を下回っている。「コンビニエンスストア」(全体:4.3%)は女性においてその数値が高く( 8.7%)、特に25〜29才では17.6%と際立つ。

 

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