CESA:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会

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ゲーム業界調査データ

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2013 CESAゲーム白書/2013 CESA Games White Paper

2013CESAゲーム白書
2013 CESA Games White Paper

ISBN
978-4-902346-28-2
発行日
2013年7月22日
ページ
256P
在庫
あり

INTRODUCTION

この度は「2013CESA ゲーム白書」をご高覧頂き、誠に有り難うございます。
今年に入り新たなゲーム機の発表がなされ、また既存のゲーム機もオンライン環境が整い、インターネットを介した配信コンテンツ、コミュニケーションツールが充実し、新たな遊び方が提供できる環境となって参りました。
さらにここ数年好調のSNS向けゲームの市場は拡大傾向にあり、スマートフォンやタブレット端末など様々なプラットフォームを通じて、ゲーム利用の機会が増えてきております。
こうした中、国内ゲーム市場の変化を伝える客観的なデータを収録した本書をお届けできることを嬉しく思います。

2012年の調査結果を要約いたしますと、家庭用ゲームの総出荷規模が国内外あわせて1兆2,334億円、うち国内向け出荷が3,958億円、海外向け出荷が8,376億円という結果になりました。またハードウェア・ソフトウェア別に見ますと、ハードウェアが8,090億円、ソフトウェアが4,244億円となりました。また、毎年実施しております一般消費者のゲーム参加状況では、全体の25.9%に当たる2,910万人が継続して楽しんでいると推計されました。

本書では上記データのほか、「東京ゲームショウ」でのゲームユーザーに対する調査、周辺市場に関するデータ、アーカイブ資料等も収録しております。また読者の皆様からのご要望を踏まえまして、海外市場データの掲載を強化しております。

なお、今回、コーエーテクモホールディングス株式会社 代表取締役社長であり、プロデューサー「シブサワ・コウ」のペンネームにて「信長の野望」「三國志」「決戦」等のゲームソフトを制作されてこられた襟川陽一氏より、「『信長の野望』が30周年を迎えて」を寄稿いただきました。また、立命館大学映像学部教授 サイトウ・アキヒロ氏より、「ゲームニクス」について寄稿いただき、さらに株式会社セガの竹崎忠氏、セガのハードウェア開発に長年携わられた佐藤秀樹氏のお二人に、家庭用ハード「メガドライブ」について寄稿いただきました。
ゲーム産業の第一人者、有識者、業界関係者、それぞれのお立場から頂戴した3 つのテーマは、どれも読み応えのある内容になっておりますので、ぜひともお目通し頂きたいと存じます。

最後になりましたが、今回の「2013CESA ゲーム白書」発刊にあたり、調査にご協力いただきました会員各社関係各位、非会員ゲームメーカーの皆様に加えて、日頃大変お世話になっております経済産業省商務情報政策局の関係各位、海外市場データの掲載にご協力いただきました海外機関関係各位、ゲーム市場関連データをご提供いただきました関係各位に厚く御礼申し上げますとともに、今後とも当協会へのご理解とご協力をお願い申し上げ、発刊のご挨拶とさせていただきます。