CESA:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会

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ゲーム業界調査データ

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2011 CESAゲーム白書/2011 CESA Games White Paper

2011CESAゲーム白書
2011 CESA Games White Paper

ISBN
978-4-902346-23-7 C3000
発行日
2011年7月
ページ
328P
在庫
あり

INTRODUCTION

当協会は1996年より社団法人として認可されてまいりましたが、2010年10月より一般社団法人へ移行いたしました。今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願いいたします。

昨今のゲーム産業では、ネットワーク化を背景に、様々な端末で多様なコンテンツを世界中で提供できるようになりました。さらに、立体視技術、GPS機能、モーションセンシング、ジャイロセンサー等といった機能が搭載され、これらを活用したゲームコンテンツもより幅広く展開されています。
また近年では家庭用ゲームだけでなく、「スマートフォン向けゲーム」「ソーシャルゲーム」といった市場が飛躍的に成長する中で新たなタイプのゲームも次々と登場し、我々はゲームの定義のボーダレス化という新しい潮流の真っ只中にいると認識しております。こうした中、ゲーム市場の変化を伝える客観的なデータを収録した本書をお届けできることを嬉しく思います。

2010年の調査結果を要約いたしますと、家庭用ゲームの総出荷規模が国内外あわせて1兆7,995億円、うち国内向け出荷が4,258億円、海外向け出荷が1兆3,717億円という結果となりました。またハードウェア・ソフトウェア別に見ますと、ハードウェアが1兆1,269億円、ソフトウェアが6,705億円となりました。

また、毎年実施しております一般消費者のゲーム参加状況では、全体の31.2%に当たる3,432万人が継続して楽しんでいると推計されました。ここ数年、ゲームユーザー数が堅調な動きを見せており、今後も増加し続けることが期待されます。今後も協会加盟各社一同、世の中の変化を迅速にとらえ対応できるよう努力してまいりたいと考えております。

本書では上記データのほか、「東京ゲームショウ」でのゲームユーザーに対する調査、周辺市場に関するデータ、アーカイブ資料等も収録しております。また読者の皆様からのご要望を踏まえまして、海外市場データの掲載を強化しております。

なお巻頭では、日本SC遊園協会様が昭和63年5月に発刊した著書「遊戯機械産業の先駆者たち」を特別寄稿として転載させていただきました。当産業を含めた娯楽産業全般の起源を知る上で、大変貴重な資料となります。

この他、「業界動向」として、各方面の有識者の方々より5テーマの寄稿を頂きました。いずれも大変興味深い内容となっており、ぜひともあわせてお目通し頂きたいと存じます。

最後になりましたが、今回の「2011CESAゲーム白書」発刊に当たり、調査にご協力いただきました会員会社関係各位、非会員ゲームメーカーの皆様に加えて、日頃大変お世話になっております経済産業省商務情報政策局の関係各位、海外市場データの掲載にご協力をいただきました海外機関関係各位、ゲーム市場関連データをご提供いただきました関係各位に厚く御礼申し上げますとともに、今後とも当協会へのご理解とご協力をお願い申し上げ、発刊のご挨拶とさせていただきます。